7 日報 2020.10.22(金)
朝晩寒くなってきたので沸かした番茶を飲み物ラインナップに追加。1L弱の水筒に入れて飲んだが、さすがサーモス。冷めない、冷めない、冷めにくい。水分をキープできていない我が唇の内側が熱さでどんどん剥がれていく。たぶんこれはヤケドの部類。1L弱の番茶も4時間足らずで飲み干してしまう。
お茶のバッグって便利。最近は水出しもいけるのが主流なので非常に助かる。が、番茶に限っては水出しはオススメできない。やはり熱湯で作るほうが段違いにうまいとおもう。もしかしたら使用している番茶バッグは水出し非対応なのかもしれないと思った。買ってすぐパッケージからジップロックに移したから、今となっては不明。
砂糖の入った飲み物を少なくしたので、出てくるものが減った。2Lペット1.5本分。心なしか体調がいい気もする。が、何かをやろうという気力がないのは相変わらず。
6 日報 2020.10.22(木)
終活の続き&お金を手に入れようと部屋の中をまたも見渡した。
とりあえずわりとすぐ売れそうなものを見繕って3品をメルカリに出品。早めに売れてくれると助かる。とても。
他には気力がわかなくて、YOUTUBEを自動再生で流しっぱなし。気力がわいたら動画も作ってみたいけど、なかなかいいテーマがない。ペット動画でもあげればそこそこ視聴回数稼げそうだけど、ペットはおろか自分の世話すらままならない状態なのでペットなんてものは居ない。多頭飼いとかできる人を本当に尊敬する。
食欲もあまりないが、お茶だけはガブガブ飲んでいる。今日は3Lくらい。出てくるものは、相変わらず2Lペット2本分。
5 日報 2020.10.21(水)
昨日クリーニングしたCD類を最寄りのブックオフに持ち込んだ。
査定金額は2000円弱。思ったより全然少ない。やはりネットの口コミは正解。昔にも買い取りをしてもらったことがあるが、その時より全体的に個々の査定金額が下がってると思う。フリマアプリなどの台頭で、ブックオフも相当しんどい状況なのだと改めて実感した。
そう、フリマアプリで売ってもよかったのだ。しかしながら、1枚1枚写真を撮り、梱包して、手数料とられ、送料もかかることから面倒くさくてブックオフに持ち込んだのだ。そして、小学生のお小遣い程度の現金が手に入った。恥ずかしながら、とてもとてもうれしい。それほどひっ迫している。
今日も2Lペット2本分の排尿。
4 尿管結石があらわれた
入院生活が始まった。実はこのとき、救急外来でやってきたので救急病棟送りになっていたのだ。まぁ、違いはよくわからない。だって初めての入院だし。
点滴が長い。水滴が落ちるのが遅い。針が左の肘の内側にぶっ刺さってる状態から早く逃れたい。早く点滴終われ。そんなこんな思いながら、どんどん鮮明になっていく意識。なんか知らんけど、点滴スゲーっって思いつつ点滴のタイマーが終わりを告げた。
「やった、終わった、私は自由の身になるのだ!」
ならなかった。おかわり到着。結構泣きそうだった。結局この点滴は丸2日続いたのだが、どれほど点滴をするのか確認するのも怖かったので、先の見えない戦いを選んだ。2日で何を言うかって思う方もいるかもしれないが、私は豆腐メンタルなので辛かった。
素直にあとどれくらい点滴するのか聞けばよかった。
実は、入院初日の夜に事件が起こった。そう、タイトルにもあるように尿管結石とエンカウントしてしまったのだ。
なんかーおなかがー痛いんですよー。なんかー鼻血もー出てきたんですよー。
おなかが痛いので、とりあえずトイレに行ってみる。しかしなにもおきなかった。
鼻血を流しながらトイレから戻ってきた私を見た看護師さんが
「だいじょうぶですか?」
と尋ねてきたが、そんなもん私が分かるのならアナタの居る意味は?と本気で思ってしまったが、
「鼻血は平気だと思うんですが、おなかが痛いです。」
と、正直に今起こったことをありのまま話した。が、ここでも何の演出もなく通常モードに戻ってしまう看護師さん。もはやNPCだ。医療系の方はNPC説。
おなかが痛いが、私のニワトリ脳みそに電流が走り一つの答えが表示された。
この痛み、尿管結石ってやつじゃね?点滴で体が水分を取り戻し、結石が土石流の如く動き出したんじゃね?
これが噂の‥尿管結石(仮)か‥しかし、痛いというより、つらい!痛みに鈍感なせいか世間で言われるような痛みは感じず、ただただ鈍痛が続くという辛さを味わった。
そうしたエンカウントバトルも4,5時間後には放尿と一緒におさまったので、きっと尿管結石だったのであろう。(尿に石は確認できまえんでした)次にエンカウントした時には、はっきりとその姿を拝みたいものです。
そうして鼻にティッシュを詰め込んで、頻繁にトイレを往復するという、ちょっとコミカルな入院初日は終了したのだ。
3 糖尿病がパーティメンバーに加わった
糖尿病が分かったのは2年半前。
しかしながら、明らかに前兆モードが32ゲーム以上前から始まっていた。
もともと汗かきな体質もあり、夏場はガブガブゴクゴク飲んでいました。そう、砂糖たっぷりの清涼飲料水を。夏の間はまだよかった。汗をかくから。
夏が過ぎ朝晩めっきり寒くなった10月ころ、目に見えてトイレの回数が増えた。そのとき別件でかかっていた内科医に相談してみたが、数をこなすのが主目的なのか、あまりとりあってもらえなかった。
が、隣の調剤薬局で薬剤師からこんな質問をされた。
「トイレの回数は一日に何回くらいですか?8回くらい?」
頭の中にビックリマークが3個くらい浮かんだ。なぜなら、私はその時すでに日に20回以上股の間にある管から黄色い液体を射出していたのだから。そして答えた。
「いやぁ、もっとですねぇ‥」
この回答で、どんなプレミア演出が発生するのかと期待したが、
「あー、そうですか。」(終)
と、通常モードに移行してしまった。なんで聞いた。なんで聞いたの。
それから年を越えたあたりから、ますます喉の渇きがひどくなり、立ち眩みも頻発するようになった。コブシを握れば、なかなか開くことができなくなっていた。体も常にダルく、頭痛も頻発していた。
そんな状態なので仕事を休むことにした。ちょっと休めば楽になるだろうと思って。
が、一向に楽にならない。一日のほとんどを寝て過ごしていたが、尿意のため1~2時間おきに目が覚めて、トイレにいく生活。それが2か月くらい続いた。
その間、自分でもさすがにこれは変だと思った出来事があった。脛や背中が乾燥して痒いので、温泉にでも入って保湿(笑)しようと思って近所の温泉施設に行った時のことだ。
そこに行くとルーティンのようにサウナに入っていたのだが、異変はその時気が付いた。汗が、年中汗っかきの私がサウナに入って汗が、汗が、汗が出なかったのである。だ、だ、だ脱水症状ってやつか。
そこで気が付く。糖尿病にではなく脱水状態だった自分に。
思い起こせば他にもいろいろあった。寝て起きると、舌と上あごがくっついていて、舌を動かすとベリっと剥がれる感じだった。唇はリップクリームを塗っても乾燥状態、口角は裂けた状態だった。
飲むしかない。スポーツドリンクを。水分を摂らねば。
飲む。出る。飲む。出る。飲む。出る。出る。出る。飲む。
完全にデスループ。なんとかしたいが、頭が回らない。油断すると寝ている。
そんなこんなで4月も桜が満開のころ(たぶんそう。見てないけど、きっと咲いてた。)ついに転機が訪れた。職場の上司に病院に連行されたのである。
入院だと言われた。人生初の入院である。おっかない。
いろいろ検査をされた、意識も朦朧としてたのであまり記憶もないが、はっきりと覚えているのは、その時の体重測定結果である。76キロ。機械壊れてるんじゃないかって本気で思った。誤測定もありえるから、もう一度測ってもらったが、変わらず76キロ。変にこだわった自分がちょっと恥ずかしい。
自分が記憶していた直近の体重は96キロである。たしか、この日から遡ること2か月前のこと。なんと知らない間に20キロ減量できてしまっていた。糖尿病業界ヒロシと言えど、20キロ減って気が付かない男はそう居ないのではなかろうか。自分の体重変化に気が付かなかったとです。 です。 です‥
そんなこんなで無事入院を果たし、正式に糖尿病がパーティメンバーに加わった。
2 日報 2020.10.20(火)
喉が渇く。水出しした麦茶2リットルが24時間以内には無くなる。それでも足りなくて飲む。砂糖が入ったドリンクを。
もはや頻尿というレベルではない。飲んだらすぐに尿意が湧いてくる。あまりの頻尿っぷりにトイレまでいくのが面倒くさい。
そう、私はボトラー(ペットボトルで用を足す人)だ。今では概ね日に2Lのペットボトル2本分の尿が出る。先月までは日に1本を満たしていた程度だったので、倍増である。うん、うれしくはない。2年前にケトーシス状態になり、死の2歩手前くらいで入院した時くらいの尿の出方である。少し焦っている。
そろそろ終活しようかと思い、部屋を見回してみたところ、棚にCDやDVDが並んでいるのを発見した。そして、思った「これ売れば多少はお金になるんじゃね?」
そう、私はお金が無い。下手すると小学生よりお金がない。希望を託して棚のブツを取り出し、売却のためにクリーニング作業を実施した。
な、中身がないCDが多い!とりあえず中身がないのはスルーして、CD52枚、ミュージックDVD13枚をクリーニングしダンボールに詰めた。近々ブックオフに持ち込む予定。
1 取扱説明書
当ブログは2020.10.21現在、人生3度目のパラサイト(両親に)生活を送る、無職・糖尿病持ち40歳男のリアルな日々を残したものです。
糖尿病との戦闘や、ひきこもり術などを披露していく覚悟です。